こんにちは、JOSUIの中村です。
先日、未来予想の重要性から、自分なりの未来社会ビジョンを持つことが大切だと書きました。
先日のエントリーは こちら 。
今日は、JOSUIの未来予想ビジョンの一部をご紹介したいと思います。
<未来予想の原則>
未来予想ビジョンを描く時、効率が問題となります。膨大な情報の海から、自分に必要な情報を取捨選択できないことになりかねないからです。
そのため、未来予想では限定していくのが原則です。
・自分に関係のありそうな未来
・自分の取り扱う製品・サービスに関係のありそうな未来
・自分の業界に関係のありそうな未来
例えば、「業界がどうなるか?」という未来予想については、ポーターの5Forcesの側面から予想することもあります。
・業界内での競争
・代替品の脅威
・買い手の交渉力
・売り手の交渉力
・新規参入者
これら一つ一つがどうなるか?を予想することで、「この業界は儲かる産業であり続けられるか?」という限定的な問いは予想することが出来ます。一つ一つは分かりそうではありませんか?
<JOSUIの未来予想ビジョン>
前置きが長くなりましたが、JOSUIの未来予想ビジョンをお恥ずかしながら紹介したいと思います。
JOSUIはコンサルティング業界に属しています。専門性は、技術、新規事業、研究開発、知財といった分野です。
この業界、お客様の動向はどうなるでしょうか?
1)お客様は企業の商品開発、研究開発の部門ですが、お客様の開発拠点はどこに行くのでしょうか?
私は、長期には、研究開発のローカル化(海外現地法人への移転・移設)が進むと思っております。最低でも、米州、欧州、アジアの3極に集約されると思っています。過去の大企業の展開から見て、それは必然だと思います。グローバルで日本でのみ研究開発するというのはありえません。
2)日本に研究開発は残るのでしょうか?
残るでしょう。最低限、日本で必要とする物は日本で研究開発すると予想しています。アジアの開発拠点として日本を活用する企業は増えると思います。それは、今後起こるであろう通貨安(円安)の影響で日本の人件費が安くなると予想しているからです。
日本の財政は持ちません。
3)お客様のニーズはどのように変化するのでしょうか?
現在、お客様はMOTの高度化に取り組んでいます。そのようなコンサルティングのニーズはあります。コンサルティング等の効果が出て、狙った効果をあげられる企業も増えています。
しかし、効果をあげたのは、大手企業のごく一部に限定されています。
短期的には、同じテーマのコンサルティングの需要は準大手や中堅にシフトすると思います。業績絶好調の大手向けのコンサルニーズは変わってゆき、買収を含めて、ビジネスモデルの変革を伴う構造改革テーマが増えていくと予想しています。
中長期には、準大手や中堅でも、研究開発部門の国際化が要求されると予想しています。3極の一部を日本で担うからです。そうすると、必要なのは、コンサルティングの国際化です。ロジカルシンキング、英語はもちろん、外国人向けにコンサルティングを提供する機会が増えると考えています。
<JOSUIは未来予想ビジョンをどう使う?>
以上、非常に簡単ではありますが、JOSUIの未来予想ビジョンの一部をご紹介しました。
JOSUIでは、こうした予想に基づいて、ビジネスアイデア、コンサルテーマを考案・取捨選択していきます。
詳細は、言語化していない部分もありますし、内緒ですが・・・笑
今回は、テーマ創出や未来予想から外れてJOSUIのことを書きました。未来予想とか、テーマ創出をわかりやすくするためです。卑近な例でスミマセンでした。
次回は、テーマ創出や未来予想に戻って書きますね。
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