こんにちは、JOSUIの中村です。
前回、JOSUIの未来予想ビジョンについて、書きました。
先日のエントリーは こちら 。
今日から、テーマ創出や未来予想について書いていこうと思いますが、まずは心構えから書こうと思います。
<ブレない>
未来を予想するというと、不可能なことを可能にするとか、一見すると難しいことをやっているようなイメージがあります。
また、不確実なことについて希望的な観測を言っているに過ぎないなどのネガティブな側面を指摘される場合があります。
しかし、未来予想には、そもそも批判がつきものですし、現在のデータを使えば簡単にいくらでも反証ができるため、社内の勢力次第では、未来を予想する活動それ自体がネガティブ批判の的になってしまいます。
中長期のビジョンを描こうと思えば、現在のデータからは導き出せない不連続な社会ビジョンを描くこともあり、それがみんなの夢になる場合があります。
批判をどのように考えればいいのでしょうか?
夢を実現しようとするのに、マイナスは必要ありません。
そもそも、将来のビジョンには夢を含むのですから、マイナスを考えずにプラスだけを考えることが健全です。
マイナスを考えないために必要なのは、将来ビジョンが「人間として正しい方向か?」をチェックすることだけです。
人間として正しければ、批判は批判として受け止めつつ、ブレずに進めることが出来ます。
私達は常に、「人間が向かっていく方向として、自分が正しい方向に行っているか」考える事によって、マイナスを考えずに、ブレずに物事を進めることが出来るのだと思います。
<慌てない>
将来ビジョンを描く=未来を予想する上で、慌てないことも大切です。
慌てていいことはありません。
最近、スマートフォンが出て特にそうですが、私達はどんどん「頭でっかち」になっています。
頭部が異様に発達し、カラダがヒョロヒョロの宇宙人のあのイメージです。頭は、物事を考えるのに必要ですが、じっくり考えることを、私達は「腰を据える」とも表現します。
じっくり・ゆっくりやることは、頭ではなく、腰で考えるものだという考えから来ているのではないかと思います。
確かに、頭だけで考えると、暴走することがあります。ありえないイメージばかりが浮かぶのです。
人間として正しいことが思い浮かべようと思ったら、じっくりと腰を据えて考えることが必要です。
必要なのは、健全な将来ビジョン。健全な未来社会は、健全な人間が発想出来るものだと思います。ありえない未来を描くことではありません。
今回は、テーマ創出や未来予想を考えるための、心構えや気持ちの持ちようについて書きました。人間としてのあり方を考えることが、私達の発想を前向きにしてくれます。
次回以降も、テーマ創出や未来予想について書いていきたいと思います。
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