こんにちは、JOSUIの中村です。
新規事業・研究開発リーダーに向けたメールシリーズ「未来を造る人になる」の第21回目です。
今回は、「Coffee Break 楽天主義」というテーマで書きました。
前回は、「#20ダントツ化フレームワーク3 任せない」というテーマで書きました。
前回のエントリーは こちら 。
メールのバックナンバーは こちら からご覧ください。
今日は、これまでのメールとは趣向が変わって、心の持ちようのお話です。
皆さんは、「成功しなければ!」という義務感や焦燥感に駆られたことはないでしょうか?
私はあります。
しかも大いにあります(笑い)
20代の若いころ、新規事業開発をしていた頃、まさにそうでした。
大手企業を辞めて、ベンチャー企業に転じた頃です。新規事業開発を手がけていましたが、ベンチャーと言っても地盤・看板・鞄は当然として、お金すらないという状況です。
大企業時代の同期生とお酒を飲むと、彼らが順調に出世の階段を登っていくように見えましたし、それに比べた自分のみすぼらしさに、口にはしないものの焦りを感じていました。
この時、自分と他の人とを比較することによって、自分自身を追い込んでいたのだと思います。もともと、せっかちな性格なものですから、成功することにも事を急いでしまうようです(笑)
JOSUIを創業してからも、同じように焦っていたことがありました。会社には意思決定すべきことが山ほどあります。商品ラインを増やすべきか、外注すべきか、資金は十分か、などなど。
創業当初はそうしたことに全力であたっていましたが、全てのことに対応していては、体も心も持たないということに気づきました。
試行錯誤の末、頼るべきところは上手に人に頼ることや、先人の知恵を拝借する(読書)ことによって、今はそうした焦燥感からは卒業することが出来ました。
答えは楽天主義だったのです。
楽天主義とは、何も考えないことではありません。
何もしないことでもありません。
やるべきことはやるのです。
でも、やるべきことを選びます。
やるべきこととは何でしょうか?
それは、自分の人生を(いまよりも)楽しく、幸せにするための行動であり、言葉を使うことでした。
具体的には・・・
2014年の年明けに、今年したいことをリストアップしました。
この「今年したいこと」は5つほどあるのですが、内緒です。
5つ全ては、「したいこと」なので、すぐに思い浮かびます。
毎朝、家を出て電車に乗る前までに、口ずさんでいます。
この口ずさんでいる時、自然と笑顔になっています。ニコニコになります。
他人から見れば怪しいです(笑)。
でも気になりません(笑)
毎日口ずさんでいます。
こういう楽天主義は自分を幸せにします。
あ、もちろん、仕事もしていますので、ご安心下さい(笑)
新規事業も同じように楽天主義で取り組むことが大事だと思うのです。
だって、私達は幸せのために生きているのですから。
危機意識や他人からのプレッシャーに苦しめられる人生なんて、イヤじゃありませんか。
はやいもので、もう1月も終わろうとしています。2014年、皆さんもいい年にしてくださいね。