「やったー!!乗れた−!!」
子どもが自転車に乗れるようになって達成感を感じる瞬間、
それを見守る親は子どもの成長を目の当たりにし、
自転車に乗るというのは子どもにとっては大きなチャレンジでも、
大人にとってはそうでもありません。
親が子どもを見る時、親は子を俯瞰して見ることが出来ます。
なぜなら、
顧客理解とは、親が子を見るように相手を理解すること
顧客理解って何でしょうか?
それは、相手のニーズを正確に把握することです。
できれば、相手が気づいていない別のニーズにも気づくこと。
私が保険に入った時の経験談です。20代のころの話です。
当時の私は、先の見通しをほとんど考えていませんでした(笑)。
子どもは何人いて、学校は私立/公立?、家は買うか買わないか、
抱えるリスクはどの程度なのか、全く考えていませんでした。
そこに現れた保険のセールスの方。色々と聞いてくれました。
私の年齢、今後の見通しについて様々なこと。私が将来を何も
見通していないことに半ば呆れられ(笑)、
私が見通していなかったこと(人生のリスク)
◯◯歳に抱えるリスクはXX円。
私には目から鱗でした。
即、保険に入りました(笑)
私の言う顧客理解って、こういうことです。
お客さんにこうしてくださいと「言われたこと」
「気づいていないこと」に気づいてあげることが大切なのです。
「言っていただければ何でも対応します!!」
それは恥ずかしいことです。
「私は気づきません」って言っている事と同じですから。
上回る必要
気づいていないことに気づくには、あらゆる意味で相手を「
まさに、親が子を見るように俯瞰して見ることができれば、
「上回る」顧客理解をするためには勉強しかない
では、顧客を理解するにはどうすればいいのでしょうか?
はっきり言えば、勉強しかありません。
なんの勉強か?
顧客よりも、進んだ(advanced)顧客の勉強です。
小学生を指導するには、中学生を学ぶことが重要です。
中学生を指導するには高校生です。
そういうことです。
いかにして、進んだ顧客を理解・勉強するのか。
それには正解はありません。
しかし、それしかないのです。
教えてもらう、想像する、仮説を立てる、
でも、目の前の顧客を上回るには、「それしかない」のです。
上回るとどうなるのか?
上回ると、親になれます。そこまでいかなくとも先生になれます。
顧客に「先生」と言われれば、どうなるでしょうか?
皆さんは、先生が「この教科書が必要です」
それと同じです。
そこまで行かなくても、
そして、顧客と契約をしたら、顧客(担当者)よりも
顧客(会社全体)を勉強する機会を得ることです。
ココからは余談です。
顧客理解をする機会を持ち続けるためにはどうすればいいのか?
継続的に接点を持ち続けることが必要です。
それには、売り切りのビジネスではイケナイのです。
売り切りのビジネス、していませんか?