先日、打ち合わせで面白いことを聞きました。
お話をしてくださった方を、仮にAさんとします。
Aさんは大変アイデア豊富な方です。
Aさん 「こういうアイデアもあります」
一同 「・・・」
Aさん 「別の視点ではこういうアイデアもあります」
Aさん 「さらにはこういうアイデアもあります」
一同 「・・・」
事業部長 「Aさん、それは、うちの会社でやることじゃない」
というやりとりがあったそうです。
それを聞いて私が思ったこと。
(…その事業部長、ダメですね。)
Aさんはアイデア豊富な上、とてもクリエイティブな方です。
私がダメだと思ったのは、
ダメです。それは。
採用されないアイデアがあるのはみな百も承知しているはずです。
否定するにしたって、否定の仕方だって色々あるわけです。
単なるテクニックの話ではありません。
事業部長がいきなり否定した背景に何があったのかを考えました。
恐らく、その事業部長は、
もし考えていれば、
その事業部長は、よく考えていないか、確信犯か、
事業部長の話なので、厳密には経営者ではないのかもしれません。
しかし、経営者であれば話は別です。
上の話の事業部長が、もし理想の社長だったら、
恐らく、一つ一つのアイデアに価値があることを認めて、
なぜかといえば、理想の社長は、
いきなりの全否定ほど、やる気を削ぐものはありません。
やる気のある人を、制限のある中で、いかに生かしていくのか。
アイデア豊富な人は、経営のことが分からない事があります。
いい経営者であれば、
そうなれば、やる気も上がる、
経営者の皆さん、どのように行動されているでしょうか?