最初に注意書きです。
このメール(ブログ)、タイトルや文面は「社長」となっていますが、部門責任者の方は、部門責任者という意味で読み替えていただければ幸いです。
私は、仕事柄、会議に出席することが多いです。
色々な経験上、社長不在で会議(意思決定)が出来る会社は理想的だなあ、と思っています。
というのは、社長は意思決定者ではありますが、社長が意思決定をすれば、それでOKではないからです。
会社は成功する(成功するまで続ける)必要があります。
「決めるのは社長だろ、社長に決めさせれば、それでOKだ」という社風(社員のメンタリティ)の会社を作ると、社長がいないと会議を進められなくなります。社長が決定して失敗しても、社員は痛みを感じない。どこかよそよそしくなります。
そして、社員は考えるのをやめます。
一方で、「自分たちがやっている」という社風の会社を作ると、社長不在でも会議は進みます。そして、社員は考え続ける。
理を尽くしてやってみて失敗だったらもう一度やれば良い。
そういう制度にすべきです。
余談ですが、そういう会社に必要なのは、社長の度量。
もちろん、浅はかな度量ではなく、深く深く勉強・計算し尽くした度量です。
一言に社長と言っても色々ありますよね。
ベンチャーを立ち上げるフェーズ、第二成長期のフェーズ、上場企業として成長させ続けるフェーズ。
継続して成長する会社を作る経営者は、組織の勉強と度量を持つ必要があると感じています。
そして、度量は、経営的余裕から来ることも(笑)
どう思われますか?