何でもできる、出来ると思えば    〜未来を造る人になる〜 #62

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先日、映画『ベイマックス』を鑑賞した方とたまたまそのベイマックスの話になり、「あの映画は良いよね~」という話になりました。(その方は立派な企業人です、笑)

※念のため・・・私はディズニーの回し者ではありません 笑
・・・何が良かったのか?・・・

ものづくりに携わるエンジニアの夢が詰まっている。「何でもできる」と思える。そんなシーンがありました。

「何でもできる。」

共感したのはそんな所でした。

ところで、研究開発の初期段階では「何でもできる」事を前提として、インプットと発散をする必要があると僕は考えています。

このインプットと発散は、会社では研究所、新規事業開発部署が特に必要としています。

研究所も企業組織の一部門です。企業には収束・統制が求められることが多い。

研究所を通常と同じ仕組みで組織を作ったとしましょう。インプットと発散ができるでしょうか?

・・・できないですよね?

では、どうすればいいのでしょうか?
それには色々な回答がありますが、個別解が多いため、ここでは置いておきます。

冒頭の話に戻りますが、『ベイマックス』は科学者の夢、「何でも出来る」・・・そんなことを思い出させてくれた映画でした。

「役に立つものを作って、みんなの役に立とう。」そう思わせてくれた。

一方で、企業は統制を要求する組織です。

統制環境で、「何でもできる」から「役に立つものを作ろう」というのは、難しい。

でも、「何でもできる」と思わなければ始まらない。その環境を作らなければ良くならない。

これは矛盾だと思います。

でも、矛盾を抱えても前に進められるのが強いのです。

矛盾があっても進められる。

いいものが作れる。いいことが起こせる。

「何でもできる」んです。

まずは、出来ると思うことから始めましょう。