こんにちは、JOSUIの中村です。
新規事業・研究開発リーダーに向けたメールシリーズ「
企業向けに研究開発テーマを発掘するセミナーをしている時、
それは、
「テーマ企画書・ロードマップのフォーマットが欲しい」 と
いうものです。
それに対する私の答えは、「自分で考えましょう」です。
フォーマットがないとは言えません。
でも、フォーマットを提供すれば、
私にとって、テーマ企画書とは、
現在、何かでできない事があって、困っている人がいる。
困っている人を見て助けない技術者はいない。
技術者は研究開発によって、誰かを助けるんだと思っています。
何がやりたいのか?
誰かの役に立つことではないでしょうか?
でも、それには投資が必要。
投資をしてもらうために、経営者を説得するのだと思っています。
その道具がテーマ企画書・ロードマップです。
やりたいことを説得するのに、
熱のこもらない見栄えのいいテーマはいらないように思います。
ものづくりのハードルが下がっています。競合がどんどん増える。
経験則ですが、見栄えだけのロードマップは、
いえ、十中八九そうです。
どんなに良さそうに見えるテーマでも、
そう思っています。
それでも、フォーマットはいるでしょうか?