やっぱり市場は「作る」もの
こんにちは、JOSUIの中村です。
新規事業・研究開発リーダーに向けたメールシリーズ「
先日、「儲かる場所は『作る』もの」というメルマガを配信しました。
メールに感想を頂きました。
その中に、「『作り方』がイマイチよく分からない」というものがありました。
実際のところ、「作り方」というほど簡単なものではないので、説明するのはこのメルマガの字数ではちょっと難しいかもしれませんがさわり程度に説明します。
2つの事業開発のパターン
事業開発のパターンを大まかですが大きく2つのタイプで考えてみます。
【タイプA】
競合品(が現れる予兆)があって開発を進めるタイプ。どんな商品を作ればいいのか、ある程度明らかな市場に入っていく。
【タイプB】
技術トレンドや顧客課題を元にして着想して、自ら提案する。試作品でテストマーケティングを行うなど、試行錯誤型の商品開発を行うタイプ。
会社によって、タイプは分かれるかもしれないですね。
でも、タイプBの方が価格主導権は取れそうに思います。
商品開発に慣れない人が多数の場合は、タイプAの方が簡単かもしれません。
タイプAの方法に相応しい言葉は、「参入」だと思います。
そして、待っているのは、低利益率でしょう(笑)
商品開発に慣れれば、タイプBに自然となるはずです。
タイプAで複数回やってみて、何回か失敗した後、タイプBに変身します。
タイプBには、「作る」が相応しいと思います。
待っているのは、高利益率、そして、「作る」という感覚で
す。
私のオススメはタイプBで商品開発することです。
分かりにくいかも知れませんが、
その意味で、「作る」としています。