経営者は社員に「旅をさせよう」 研究開発マネジメントの起点はアイデア創出から  〜未来を造る人になる〜 #59

皆様、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

皆様はお正月をどう過ごされたでしょうか?

私はゆっくりと過ごしました。
そしてテレビもみました。

テレビを見ましたが、正直言って、つまらなかったです。
通常のバラエティー番組の衣装や背景が変わっているだけのように感じられました。

一方で面白いと思ったのは、Youtubeの動画、そしてスマホのアプリです。

あるアプリでは、自分の顔をアップすると「江南スタイル」で自分が踊り出したりして、楽しめる仕掛けがありました。

仕事柄、どうしてテレビは面白くないのだろうと考えました。

一つには、テレビ局側のアイデアの枯渇があるだろうと思いました。

アイデアの源泉は、いろんなものを見聞きすることです。

「いろんなもの」をどう選ぶか、選定の仕方には成功確率のノウハウがあるのですが、いろんなものを見聞きすること以上にアイデアが豊富になる理由はありません。

例えば、私はお正月に飲んだお酒の一つに、いわゆる「ドンペリ」の90年物というものがありました(とても高価なシャンパンで普段飲めるものではありませんし、それが好きだという訳でもありません)。

私はそれをキッカケに興味をかき立てられました。

そこで調べ始めるのです。幸い最近は、知識を増やす道具にアクセスするのは安く済むようになりました。スマホで一発で調べられます。

おかげで、無知だった所、一つ知識が増えました(笑)
また一つ、アイデアのタネが手に入ったのです、ムフフ(笑)

新年早々、仕事の話になって恐縮ですが(あっ、これは仕事のメールですね 笑)、経営者やマネージャーには、アイデアの枯渇をいかに防ぐのか、仕組みを考える必要があります。

今期は、生産性の高い研究所や会社にする元年と位置付け、アイデア枯渇を防ぎ、アイデアをどう出すのか、出してもらうのか、仕組みづくりを考えるのはどうでしょうか?

可愛い子には旅をさせよ。

社員には旅をさせよう。
そして、アイデアを出してもらおう。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。