こんにちは、JOSUIの中村です。
新規事業・研究開発リーダーに向けたメールシリーズ「未来を造る人になる」の第69回です。
とある人が、別の人に話しかけていた時のこと。
話しかけていた内容がすごく印象に残りました。
話しかけていた人は上の人。下の人に対して、
「いやー、元気? 最近話してないからさー、どうかなあ、と思って」
と話しかけていました。
下の人は恐縮していました。
・・・
何気ないやりとりのように見えますが、すごく大事なことだな、と思いました。
というのは、会社は目標があって事業をする訳ですが、必ずしも、常に目標が共有されているわけではないからです。
目標には、営業ならノルマ、開発なら期限・・・色々あるとおもいます。
でも、同時に「目標自体がハッキリしない」ことも多いのです。
例えば、ノルマは短期的な目標です。
ノルマが達成されたからといって、会社が中長期で成長できることとイコールとはならないと思うこともありますよね。
じゃあ、会社の中長期目標って何だ?うーん、はっきりしない・・・なんてこともありますよね。
目標がハッキリしない状態では、人は不安になります。
そして、その不安を和らげるのは、話すことだと思います。
でも、話すのは、下の人からは出来ない場合が多い。
だから、上の人が何もないのに声をかける。
それが大事なことだなーって思います。
イノベーティブな会社では、目的がない(ように見える)コミュニケーションが活発に行われている。
そんな気がします。