社内セミナーのご案内

研究開発者向け社内セミナーのご案内

社内技術者の啓蒙のため、貴社に出向いて社内セミナーを行っています。
よく行っているセミナーのメニューは以下の通りです。

研究開発者向け【コア技術に基づくテーマ創出と知財によるテーマ強化法】
マネージャー向け【「技術の目利き」集団を形成し研究開発を本質的に変革する】

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研究開発者向け【コア技術に基づくテーマ創出と知財によるテーマ強化法】

想定される聴衆

対象は若手や中堅の研究開発者です。この世代の研究者には、研究企画力を持たないままで過ごした方も多いです。また、研究企画書の内容の意味合いを理解せずに書く人もいます。研究テーマの企画を実践させることにより、実践力を高めます。

指導理念

研究開発テーマの創造に必要なことはなにか?正しく豊富な自然科学知識、異分野技術の理解・推論力、ビジネスを創造するための知財力、そして、技術が陽の目を見るまでの長い風雪に耐える忍耐力ではないでしょうか?
テーマ創出が不得意な研究所では、模範となる先輩は上司が圧倒的に少なく、若手が漂流している。
若手のこうした状態を防ぐためには、まずは教育が不可欠となります。
やり方、方法論を徹底的に教育して、自分たちの力のなさを痛感させる事が必要です。
そしてテーマを立案させ、上層部が集団でブラッシュアップしてあげることです。
科学的な推論の確からしさ、社内のコネクション、知財的に足りない視点、等々。
強化してあげることでテーマだけでなく若手の気持ちが整ってきます。
研究開発テーマ企画実践塾を通じて、若手の活性化を図りましょう。

狙い

研究開発テーマの創造をする上で必要な経営学の知識、思考方法、行動様式、調査能力を講義と演習により一気に引き上げることを狙って行います。
・コア技術を知る、定義する方法を知る
・研究開発テーマに求められるものを知る、実践する
・知財をどう捉えるか知る、実践する
・調査の進め方を知る、実践する
・テーマ企画方法を知る、実践する

内容

概要

このセミナーはテーマ創出者/テーマ創出の促進者向けのテーマ創出方法を解説する講座です。研究開発者向けには「どうすればテーマ創出できるか?」にストレートにお答えします。知財・研究企画部門ご担当者には、「どうすればコア技術・知財起点のテーマ創出をしてもらえる仕掛けができるか?」にストレートにお答えします。

特徴

このセミナーの特徴は、排他性の高い知財の創出を視野に入れて受講者の立ち位置に合ったテーマ考案方法を学べることです。研究と開発、化学などの川上とセットメーカーなどの川下メーカーでは求められるテーマの性質が全く違います。この違いを理解せずに「テーマ創出法」を学ぶのはキケンです。求められるテーマに応じた情報収集活動をデザインする視点で解説します。

効果

受講者の立ち位置に沿って、体系立ててテーマ創出法が学べます。テーマ創出実務や研究企画支援業務で効果を出す上で実践的ヒントが満載です。

お話する内容

1)コア技術ベースのテーマ創出方法IMG_0511-360-270

・アイデアの法則
・アイデアの情報源=顧客課題 ☓ 技術
・情報源にアクセスする方法をデザインする
・アイデアをテーマにするための考え方

2)ビジネスフレームワーク知識を研究者が学ぶ理由と活用スキル

・5Forces(研究開発者が学ぶ理由、基本知識、使い方)
・3つの基本戦略(研究開発者が学ぶ理由、基本知識、使い方)
・3C(研究開発者が学ぶ理由、基本知識、使い方)
・STP+4P(研究開発者が学ぶ理由、基本知識、使い方)
・バリューチェーン(研究開発者が学ぶ理由、基本知識、使い方)
・3ない(研究開発者が学ぶ理由、基本知識、使い方)
・バックキャストとフォーキャスト
・4象限のテーマ企画書のまとめ方

3)研究開発に必要でなかなか教えてもらえない知的財産の知識

・テーマ企画時に必要な知財情報
・進歩性を作りこむIMG_0506-360-270
・発明提案書を書くスタンス
・社内審査官・弁理士を“◯◯す”
・知財から研究を考える

効果・実績

本講演は2013年から開始し、企業研究会、日刊工業新聞、日経BP技術者塾等で開催しており、ご好評いただいている内容のセミナーです。内容をお客様向けにカスタマイズしつつ20回以上の実績がございます。

技術経営教育の感想 568-402

所要時間

以下の2つのコースがございます。

半日4時間コース

13時〜17時で行うことが一般的です。

6時間丸1日コース(演習つき)

10時〜17時で行うことが一般的です。

ご用意いただくもの

資料は事前に印刷していただき、ご配布いただくようにお願い致します。配布資料は実施日の5営業日前までにPDFでお送りいたします。

費用

半日コース40万円(税別、交通費別※)
1日コース50万円(税別、交通費別※)
※京都駅からの交通費・宿泊費・実費を申し受けます。
※なお、海外での実施も可能です。

進め方・内容のカスタマイズ

貴社の研究開発部門の情報、ご希望日程等、必要事項をご記入いただき、お申し込みください。
内容のカスタマイズも、問い合わせ後のメールで対応しております。

ご相談はこちらからどうぞ。

社内セミナ-1200-400

マネージャー向け【「技術の目利き」集団を形成し研究開発を本質的に変革する】

想定される聴衆

研究開発部門のマネージャー層向けです。普段研究開発の実務に着任しておられるものの、研究所全体の経営や人材育成については考える時間がなかなか取れない方に対して特別に内容を調整しています。

狙い

貴社のマネージャー・幹部層に技術経営の知見は十分でしょうか? 「この業務を繰り返せば高収益になる!」という確信や経験則がおありでしょうか? 経験から断言しますが、KKD(経験、勘、度胸)技術経営は研究開発部門を危うくします。 高収益企業の研究開発部門では、技術狂がマネージャーや幹部になりますが、それは良いことです。なぜそうなのか論理的に説明できますか?

この講座は、技術経営(特に研究開発マネジメント)に関して、知見のあるマネージャーを集団的に育成し、貴社を高収益化するために特別に設計したものです。

鳥の目と虫の目でイノベーション創造プロセスを見ます。すなわち、経営学の系譜を辿ってどうすればイノベーションを起こし続けられるか、技術経営が導く理論を学びます(鳥の目)。加えて、イノベーションを起こす人材に目を向け、若手・中堅研究者の視点でイノ ベーション創造プロセスを経験的に解説します。

良い研究開発部門であるためにはどうあるべきかを、体系的に学びマネージャー全員が考える良い機会になることを確信しています。

内容

概要

このセミナーは研究開発部門の企画者・幹部向けの自社の「技術経営モデル」を構築するための考え方を解説する講座です。ユニークなテーマ提案をしたとしても会社に採用されない事例等に触れ、その背景にある真の課題を解説します。その上で、自社独自の技術経営モデルを研究開発部門全員の共通認識としたテーマの創出方法・評価方法がなければ、「技術の目利き」を育成してテーマ創出はできないことを解説します。

特徴

高収益が継続している技術企業には、その仕組み「技術経営モデル」があります。技術経営モデルがしっかりしていれば、継続的にアイデア・テーマ・知財が創出できて、価値創出と高収益が両立します。一方しっかりしていなければ、テーマはマネージャーに潰されてアイデアは死蔵し、短期テーマが優先されます。この現実の背景にある真の課題を解決する方法を解説します

効果

自社の研究開発マネジメントの課題を明確化し、根本的に解決するための方法論が理解できます。研究開発部門全体を巻き込んで変革する方法を理解できます。

お話する内容

1.技術経営と経営学をベースにした自社経営の理解

(1)コア技術+知財主導か課題解決主導か~IMGM9880-360-270
(2)組織学習の視点から研究開発のあり方を分析する
(3)資源ベースの経営理論と研究開発のあり方を分析する
(4)ポジショニングの経営理論と研究開発のあり方を分析する
(5)外部環境に対応した研究開発のあり方を分析する
(6)自社で高収益化につながるテーマを創出法
(7)特許取得出来ない場合の高収益化をどう考えるか
(8)テーマ仮説構築

2.「技術の目利き」人材の要件

(1)技術横断
(2)技術的推論
(3)MBA的な知識
(4)知財の位置づけと知財マネジメント知識
(5)継続的なコア技術の獲得と高収益化の長い時間軸の理解

3.研究開発テーマ企画案の作り方を復習する

(1)バックキャストとフォーキャストIMG_0509 2-360-270
(2)フォーキャストとバックキャストの使い分け・融合
(3)リーズニングのためのマクロトレンド
(4)シナリオ・プランニング
(5)技術獲得シナリオ
(6)パテントマップ

4.テーマ評価のあり方

(1)テーマ評価が全てを握るがテーマ評価の上位の考え方が 重要
(2)テーマ評価はスコアリングではない
(3)テーマ評価は見込める利益率で判断するべき
(4)得られる技術の展開可能性をどう考えるか

5.事例1 外部環境に対応する経営モデル
(1)事例:コマツ、GE、富士フィルム、ブリヂストン
(2)外部環境次第でコア技術は無力化されることを組織的にどう受け 入れるのか?
(3)技術ポートフォリオの全面入れ替えをどう決断するか?
(4)動かないエンジニアをどう動かすか?

6.事例2 コア技術にこだわる経営モデル
(1)テクノロジープラットフォーム整理法:3Mや日東電工の事例
(2)コア技術整理法:富士フィルム、キヤノン
(3)事業を見据えたコア技術の獲得:キヤノン、富士フィルム

7.事例3 コンピタンスにこだわる経営モデル
(1)課題解決と商品開発:キーエンス
(2)圧倒的コストパフォーマンスと標準化:ファナック

8.技術の目利き人材の集団的な育成

(1)経営的・技術的な「確からしさ」が分かる人材をたくさん養成する
(2)「変人」が出世する会社はいい会社
(3)「変人」の周囲を皆「変人」にする
(4)良識と価値観を育成する
(5)勉強を伴う小集団活動の実践を通じた人材育成

効果・実績

本講演は2013年から開始し、企業研究会、日刊工業新聞、日経BP技術者塾等で開催しており、ご好評いただいている内容のセミナーです。内容をお客様向けにカスタマイズしつつ20回以上の実績がございます。

技術経営教育の感想 568-402

所要時間

以下の2つのコースがございます。

半日4時間コース

13時〜17時で行うことが一般的です。

6時間丸1日コース(演習つき)

10時〜17時で行うことが一般的です。

ご用意いただくもの

資料は事前に印刷していただき、ご配布いただくようにお願い致します。配布資料は実施日の5営業日前までにPDFでお送りいたします。

費用

半日コース40万円(税別、交通費別※)
1日コース50万円(税別、交通費別※)
※京都駅からの交通費・宿泊費・実費を申し受けます。
※なお、海外での実施も可能です。

進め方・内容のカスタマイズ

貴社の研究開発部門の情報、ご希望日程等、必要事項をご記入いただき、お申し込みください。
内容のカスタマイズも、問い合わせ後のメールで対応しております。

お申し込み・お問い合わせ

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